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11月, 2023の投稿を表示しています

神戸の南東に怪光? ★加筆版

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MOCHI 初めて投稿いたします。MOCHIと申します。よろしくお願いします。  写真は、2023年10月14日に発行された神戸新聞(兵庫県内で発行)の夕刊に載った記事です。読者からの電話投稿(?)を掲載するコーナーのものです。このコーナーは、2000年代初頭には、スカイフィッシュに関する話が載って、ムー誌にも紹介されたりしていました。  神戸市はご存じの通り東西に細長く広がる町で、投稿者が住むと思しき長田区は、北に山、南に海が広がる地域です。光が見えた東南といえば大阪府の泉南や和歌山方面になると思います。光の大きさや高度など、基本的データが不明なのが残念ですが、動き方や見えた時間の長さが気になりました。  掲載から1か月以上経つものの続報は無く、それほど多くの目撃者は居なかったようです。いわゆるUFO現象と捉えていいものか迷いますが、とりあえずは神戸在住以外の方にも共有しておくべしと思い投稿いたしました。                       ★  …と、一旦記したものの、新聞記事を読み返すと、どうも大阪湾を見渡しているようなニュアンスが感じられません。そこで調べたところ、神戸市長田区の北部には少々入り組んだ山あいに広がる住宅地があり、そこでは「南東方面に里山を望む」地域がありそうです。つまり、くだんの「怪光」現象は、大阪湾をへだてた泉南や和歌山方面で発生していたのではなく、神戸市長田区北部の限定された地域で発生していた可能性もあるようです。となると、投稿者と「怪光」との距離は、わずか数百メートル。一体何だったのでしょうかね?   ここで、さらに記しておきたいのですが、私は20数年前に淡路島に住んでいたことがありました。その際、大阪湾を望む高台に暮らす人に、「遠く海上に何か分からない光が見えることがある」という話を聞いた記憶があります。まさに泉南・和歌山の方向。なので、泉南・和歌山の地と怪光が全く無縁とも思えません。ますます興味がかきたてられます。    

黄泉比良坂(島根県松江市)

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  この世とあの世の境目が島根県にあった?  はねくら喜志                 写真は2015年8月頃のもの。現在は他界した人に送る手紙を入れる郵便ポストが設置されているという。 御存知、『古事記』『日本書紀』の建国神話に登場する東出雲の地。伊邪那岐(いざなぎ)の尊(みこと)がその妻、伊邪那美(いざなみ)の尊を連れ戻すために通ったと言われる黄泉の国へと通じる道です。 木々が生い茂る鬱蒼とした中を下っていく道があったので「地下へと通じている感じの洞窟跡でもあるのかな?」と思って奥へと進むと、住宅街から入る別の入り口に出ました(笑) 『古事記』『日本書紀』の建国神話において、黄泉の国にいる妻 伊邪那美(いざなみ)に、夫 伊邪那岐(いざなぎ)はまだ生きてるのに会いに行ってるんです。皆さんはこれをどう思われますか?イザナギは後追い自殺、または仮死状態になって臨時体験?あり得ない話ではないと思いますが、もっと現実的な説を簡単に御紹介いたします。 イザナギが行ったという『黄泉国』はどうやら「死後の世界ではない」という解釈です。黄泉国の場所なんですが「黄泉」とは現在の島根半島、弓ヶ浜(夜見ヶ浜)にある鳥取県夜見町を指し、海抜高度の低い場所であるため昔は島状に隔離された場所だった可能性があるのです。夜見町が黄泉国と言われている所以には、先の神話にまつわるものと、近代的なものと2つあります。 先に後者から紹介いたしますと、当時の弓ヶ浜は地形状、土地が大変痩せていて、行き場を無くした者(犯罪者等)が行き着く地であったとか、海流の関係で昔は死体が流れ着く場所だったという説です。まあ、俗説でしょうね。 もう1つは神話の描写に基づくもので、どうもこの黄泉国、伝染病や不治の病にかかった人々を治療する隔離施設だったのではないか?という説です。当時の医学ではほとんど治癒する見込みが無く、行ったら帰って来れない場所。まさにあの世への入り口、『黄泉の国』というわけです。 では『黄泉醜女』と『黄泉の軍団』の正体は? 当時のお医者さんや看護師さん、療養施設で働いてた人々のことになると思います。イザナギが妻イザナミに会いたくて、隔離施設の中に入っちゃったもんだから、施設で働いてた人たちが慌てて、「感染したらどうするんです!?検査して消毒いたします。しばらく様子を見ますから、そのままお帰りにならな